子連れ登山を頑張る母のブログ

子連れ登山をはじめました。名古屋から日帰りで行ける東海地方の山を中心に子供と一緒に登山をするための準備や山行記録など。

【アウトドアメイク】日焼け、乾燥、化粧崩れ対策!登山で使って良かった山岳コスメ

f:id:umako66:20190308203042p:image

山では軽量化したいけどアラも隠したい

アラフォーですから。そしてオバ年齢だって一応、女ですから。

少しでもアラは隠し、若作りしたい。たとえ山でも。

 

一方で軽量化したいし、かさばるのも嫌だし、朝とか雪とか雨で崩れるのは本末転倒。

チョイスを間違えて、目の周り暗くなったりしながら、最近はなんとなく落ち着いてきた。

そう、何度もパンダ目、浮いたファンデ、ハードシェルにベッタリついた化粧品に後悔してきて、行き着いたチョイス。

 

家でベースをしっかり整えるのがとても大事

f:id:umako66:20190516165926j:image

日帰り登山でも、雪山テント泊でも、小屋泊でも、

家を出る前のベースメイクで保ちが変わるので、普段以上に保湿が大事だと気付きました。

 

登山の化粧くずれは保湿が防ぐ(と信じてる!)

朝の洗顔はウォータークレンジングで軽めに拭き取り、

セラミド入りの化粧水、美容液で、これでもかと言うくらい保湿します。

まずは保湿成分を含む大容量のスキンコンディショナーで。

セザンヌ スキンコンディショナー高保湿

セザンヌ スキンコンディショナー高保湿

 

次により保湿力が高い化粧水で。

時間があるときは保湿系フェイスマスクを間に挟むことも。

 

オールインワンシートマスク モイストEX(50枚)(長時間高保湿)

オールインワンシートマスク モイストEX(50枚)(長時間高保湿)

 

 

モイスチャライジングローション

モイスチャライジングローション

 

晴れそうな時などは、前日の夜もフェイスマスクで保湿。

雪山のときの仕上げは試供品でいただいたエクトイン入りのクリームがとても良かった。

乾燥しやすい目元口元中心に。

雪山の時はさらに乾燥するので、化粧水の前にブースターとしてアルガンオイルをなじませることも。

メルヴィータ ビオオイル アルガンオイル 50mL

メルヴィータ ビオオイル アルガンオイル 50mL

 

アルガンオイルは登山の時のヘアオイル、洗髪後のアウトバストリートメントとしても使います。

パサつき防止とまとまりやすさは試した中では最強で、手放せません。

 

続いて日焼け対策

山へ行くときはファンデーションは基本使いません。浮くし、汗かくとどうしても剥がれて行く。

とくにパウダーファンデはヨレたり、帽子やハードジェルやサングラスに着いたりすることが往々にしてあるので、使うのはやめました。

 

が、スッピンを出せるほどの素肌も残念ながら持ち合わせていません。

オススメはカバー力もある日焼け止め下地。

アネッサのBBは崩れにくくてカバー力もあるので、最近は夏でも冬でもだいたいこれ。

さらにクマやシミが木になるときはコンシーラーやコントロールカラーを重ねます。

仕上げも無色・日焼け止フェイスパウダー。

ETVOS(エトヴォス) ミネラルUVパウダー SPF50 PA++++ 5g
 

もって行く時はこっち

日焼け止めBBだけだと、肌のくすみ、シミが酷いときは、黄色い下地とコンシーラーを軽く叩き込んでごまかす。

これも暑くなると後悔の元なので、極力薄めに。

 

色補正が目的だけど、保湿成分を含んでいるコントロールカラーとコンシーラー

 

ポイントメイクも落ちにくさ重視

眉、アイシャドウ、マスカラも山中で崩れた時のことを思うと、しっかりメイクは諦め。

しかし、ほぼ眉尻のない眉毛は残念すぎる。いろいろ試して、プチプラで乗り越える。

 

 



眉毛…落ちにくいリキッド×パウダー

さらに、眉コートをオン!

 

アイシャドウ…ラメの大きいものはパウダーも大きく密着感が薄くなるので、

マット系の細かいものにする。

普段より、ワントーン明るい色でパンダ目を防止する。

リンメル ショコラスウィートアイズ 015 ストロベリーショコラ 4.5g

リンメル ショコラスウィートアイズ 015 ストロベリーショコラ 4.5g

 

 

これらのポイントメイクで控えめでもやらないより数百倍マシに。

 

まつ毛(マスカラ)…ビューラーで一応まつ毛を立ち上げたら、クリアマスカラでパンダ目を防ぐ。

フローフシ モテマスカラ TECHNICAL 1 / GLOSS&CORT

フローフシ モテマスカラ TECHNICAL 1 / GLOSS&CORT

 

 

 

最低限の化粧直しに必要なアイテムを絞り込んだ

f:id:umako66:20190614144732j:image

山へ持っていく化粧直しのアイテムは軽量化を踏まえて厳選。

 

  • 日焼け止めスティック
  • リップクリーム
  • ティントグロス
  • 保湿スティック
  • フェイスパウダー

 

崩れにくい土台を作り、日焼けと乾燥からできるだけ肌を守ることで1-2泊を耐える。(やっぱ、2泊目は無理かも。1泊は間違いなくいける)

 

保湿美容液も日焼け止めもできるだけ手をクリーンにできるスティックタイプが便利。

 

ただし夏の暑い日に、日焼け止めスティックのダイヤルが緩んで、蓋にくっついて取れなくなってしまったので、注意。

それさえ気を付ければ、片手でさっと塗れる手軽さ。

 

 

イプサ(IPSA) ザ・タイムR デイエッセンススティック

イプサ(IPSA) ザ・タイムR デイエッセンススティック

 

 

保湿スティックは心から買ってよかったと思った。雪山テント泊でも凍ったり固くなったりせずに使えた。

 

 

プチプラなのにスグレモノはこちら。

小型でかさばらない、ミラー、パフ付き、ちゃんと肌に密着、保湿成分入り、ないとパウダーとしても使える敏感肌仕様。

素晴らしい逸品でした。

 

まとめ

登山では常に汗とか雨とか雪などは避けられないもの。

崩さないための保湿、崩れた時のための割引きメイクで、なんとかアラフォーのお疲れ肌のアラを隠し、

そして厳しい山の条件にも、これ以上のダメージからお肌を守るための苦肉の策。

イチに保湿、ニに日焼け止め、そして崩れにくさ重視のポイントメイクでこの夏も頑張ろうか。

 

 



 

 

 

レインウェア・ハードシェルの撥水剤を試してみた!(ファイントラック 撥水剤 ウォータリペル)

国産アウトドアメーカー発の撥水剤が発売

f:id:umako66:20190605122501j:plain

ファイントラックが今度は撥水剤を開発したんだって!

以前、使ってみてなかなかの洗浄力を発揮したファイントラックの高級アウトドア洗剤『オールウォッシュ』は最近も明らかに汚れた!という時に活躍。

【登山の泥汚れ】アウトドア専用の洗濯洗剤を試してみた!(ファイントラック 洗剤 オールウォッシュ) - 子連れ登山を頑張る母のブログ

しつこい泥汚れも完璧とは言わないけど、家庭用中性洗剤よりは明らかに落ちる、そしてやはり、ファイントラック製品との相性はバッチリ。

 

ファイントラック finetrack オールウォッシュ FCG0101 ONESIZE

ファイントラック finetrack オールウォッシュ FCG0101 ONESIZE

 

 



その存在を知り、時々使うようになってから1年。

ファイントラックから高級撥水剤が発売されたという。

そして手元には、他の性能はまだ生きてるけど、撥水力が落ちた愛用のシェルが3着。

アウトドア用の高機能素材を自社開発しているメーカーさんの製品だから、

今回も人肌脱いでくれるのかしら、と使ってみたので、

早速ビフォー・アフター

 

その前に見た目のこと

『ウォーターリペル』= 水 反発

なんとも芸のないというか、素直というか…犬に〝ワンコ〟と命名したようなキラリと光るセンス、とはいえない商品名。オールウォッシュにつづいて、パッケージデザインというか、デザインされてないような雑さはそのまま。

しかしシンプルなものこそ、真価を発揮してくれるのでは。

 

finetrack(ファイントラック) FCG0301 ウォーターリペル/NC

finetrack(ファイントラック) FCG0301 ウォーターリペル/NC

 

 

 

私の愛すべき撥水したい3つのウェア

 

今回、新しい撥水剤にトライした愛用の3選手はこちら

1. マムート ウィンドストッパー ソフトシェル

f:id:umako66:20190604211812j:imageオールシーズン、アウターとしても中間着としても使用。

ハイキング、クライミング、雪山にいつでもどこでも使えるスグレモノ。4-5年くらいになるけど最も使用頻度が高い。

袖口はだいぶ磨耗してるけど、何度かチムニーで背中をズリズリしても、ほぼ無傷。

小雨くらいなら撥水して全然なれなかったこの子も、

流石に最近は沁みてくる。ファイントラックの競合メーカーさんの撥水剤で撥水した時は、直後の撥水力はまずまずだったけど?

 

 

2. マウンテンハードウェア ストレッチオゾンジャケット

f:id:umako66:20190604212614j:image

こちらも4年くらい前からの超お気に入りのレインジャケット。

透湿性に定評のあるマウンテンハードウェアのドライQの中でも、ストレッチの効いたドライQアクティブ。

夏でも蒸れにくく、伸縮性は抜群、とても軽いのに、案外耐久性もあって、

ついつい、着たまま花崗岩をバック&フットしちゃった後で、“しまった!”と思ったけど、無傷!(背中をこすった距離は短いけど)

だけど、これも超雨女の私は使用頻度が高く、何度も別のメーカーの撥水をやり直してる。

雨のシーズンに向けて、事前に撥水しておきたい。

 

 

 

3. ファイントラック エバーブレス フォトンパンツ

f:id:umako66:20190604223353j:image

ファイントラックもまた、透湿性と伸縮性を売りにしたレインウェア。

フォトンはレインウェアの中でも一番売れているとか。

フォトンパンツはレインウェアとしても、雪上のハードシェルとしてもフル回転で使い、すでに穴あきの修復跡だらけ。

メーカーが製品と同じ生地でパッチを作れるキットをくれたので、ペタペタと修復。

それでも伸びがよく着心地が良いので、修理して使い続けてる。

膝や裾は流石に磨耗も目立って撥水が落ちてきたので、回復を願う。

 

 

 

ウォーターリペルを使ってみた

f:id:umako66:20190604213914j:image用法、容量を守ってバケツにお水とウォーターリペルを投入

匂いはニキワックスほど強くはありません。

でも撥水剤らしい化学薬品の匂いはします。

 

f:id:umako66:20190604214018j:image

愛用品をチャプンと漬ける

 

f:id:umako66:20190604214105j:image

優しく押してブクブクっと空気を抜く


f:id:umako66:20190604214108j:image

1時間放置


f:id:umako66:20190604214112j:image

あ、手が撥水してる

 

ウォーターリペルのビフォーアフター

1. マムートソフトシェル

磨耗の激しい袖口で検証

【ビフォー】お水かけて払ったところ

f:id:umako66:20190604214342j:image

【アフター】お水かけた

f:id:umako66:20190604214420j:image

【アフター】お水を払った
f:id:umako66:20190604214427j:image

【結果】

多少は撥水せずにお水が残ってしまったとはいえ、その範囲はシミのようなサイズから点くらいに小さくなった。

こんなに差が出ると嬉しい!!

 

2.マウンテンハードウェア レインジャケット

磨耗の激しい袖口で検証

【ビフォー】お水かけて払ったところ
f:id:umako66:20190604215437j:image

【アフター】お水をかけた
f:id:umako66:20190604215428j:image

【アフター】お水を払った
f:id:umako66:20190604215425j:image

【結果】

こちらも、少し水がつくとはいえ、

撥水前と比べると改善!

ハードシェルは完全に水を弾いてはしかったけど、磨耗してるからこれだけ撥水してくれれば及第点。

 

3. ファイントラック  レインパンツ

磨耗の激しい膝まわりで検証

【ビフォー】お水かけて払ったところ

f:id:umako66:20190604220024j:image

【アフター】お水をかけた

f:id:umako66:20190604220058j:image

【アフター】お水を払った

f:id:umako66:20190604220120j:image

【結果】

やはりファイントラック製品との相性はバッチリ。

このレインウェア、裏からパッチで補修してますが、だいぶ、くたびれてます。

が、ほぼほぼ水滴残らず。

だいたいにして、これだけ使い込んでる割に、ビフォーの時点でそこそこの撥水力が残ってるから、

元の製品の撥水スペックもかなりの物。

※ただし耐久性は疑問…このボロ具合は私の使い方の問題??

 

コスパは悪いけど使える!

f:id:umako66:20190604221335j:image

メンテナンス用品で1本2,000円する。コスパは良いとは言えない。

けど、効果があるのは確か。

絶対雨だけど、山へ行くぞ。というときや気合の入る、今シーズンイチの本チャン前などには是非使いたい。

気になる薬品臭は乾けば全く気にならない程度でした。

 

もう少しリーズナブルなら前面推すよ、ファイントラックさん!

欲を言えば、もう少しスタイリッシュなボトルデザインもお願いします…!

 

それにしても「WATER REPEL」ってネーミングもダイレクトすぎて

逆に違和感あるわ。ミズハハジキマス みたいなw

finetrack(ファイントラック) FCG0301 ウォーターリペル/NC

finetrack(ファイントラック) FCG0301 ウォーターリペル/NC

 

 

 

みんな大好き防寒テムレスを100均アイテムでカスタマイズ!

防寒テムレス(青)を少しだけカスタマイズして使いやすくしてみた

f:id:umako66:20190117002525j:image冬山や雪や氷を愛するみんなが大好きな防寒テムレス。

現代において最も先鋭的な登山をしている佐藤祐介さんとか、平出和也さんも愛用していることでも注目の逸品。

 

一般にはアイスクライマーからアイスクライミングに使える作業用グローブとして火がつき、口コミで広がったようだけど、

ヨーロッパの急峻な雪壁やインドやヒマラヤの未踏峰へ挑む著名な登山家やアルパインクライマーもお気に入りなら、私のような初心者も分け隔てなく使える。

もちろん、水の冷たいキャンプも、洗車や皿洗いにも大活躍。

いまや言わずと知れた国産メーカーの低価格高品質の名品グローブ。

 

難点は、口から雪が入りやすく、

その雪が溶けて中のボアが濡れ、それが凍るとパリパリになること…

そもそも山道具ではないので山での使用など想定されていない。

登山の黒テムレス(TEMRES)もアウトドア用品店、登山店限定で発売されたけど、

これはクライマーが青はダサいから他の色も欲しい!

とギャンギャンしてメーカーのSHOWAグローブさんが開発してくれたものに他ならない。

 f:id:umako66:20190117002238j:image

それから、ちょっと外したいよ、という時に適当なカラビナにかけておきたいなぁと。

 

仕事に家事に育児に山にも行きたい、とワガママ言ってるお母さんは、毎日、やりたいことが沢山ある。。

できれば時間も手間もかけたくない…けどテムレスを改造したい…!

なら、ゴム紐くらいつけてあげましょうか!

 

道具も材料もほぼAmazonと100均で揃える

使った道具と材料はこちら

f:id:umako66:20190117003521j:image

  • 防寒テムレス [Amazonで1,200円くらい]
  • 油性ペン
  • 除光液 [ネイル用アセトンフリーでOK。100均でもドラッグストアでも]
  • ゴム紐 丸ゴム直径2.5mm 50cm×2本 [登山用品店で100円くらい]
  • コードロック S モンベル [2個入り 200円]
  • 強力瞬間接着剤 [キャンドゥ 3個入りのうち使うのは1個]
  • 穴あけポンチ4mm [ダイソー (手芸コーナー)]
  • ハトメパンチキット [ハトメ100個付き Amazonで680円くらい]
  • アックスのハンマー(木槌とかトンカチで良い)


手順① テムレスの印字を消しちゃう

f:id:umako66:20190117010019j:image

除光液をティッシュにしっとりするくらい取って、「防寒テムレス」の白の印字を軽く擦ります。

こするというより撫でるだけで、スルスルと消えていきます。

テムレスの表面に残った除光液は乾いたティッシュで拭き取ります。

 

手順②ゴム紐を通す穴をあける

穴を開ける位置を決めます。

ゴム紐を通したあと絞れるようにコードロックをつけるので、小指側には1cm話して2個開けます。

それ以外は適当な場所に、油性ペンで目印の点を付けました。

f:id:umako66:20190117010520j:image

つづいて穴あけです。

ダイソーで税込108円の穴あけポンチ4mmを使います。

f:id:umako66:20190117010838j:image

下が柔らかいと穴が開かないので、ベランダのコンクリの上でやりました。

 

フローリングなどの上では床に穴が開くので注意です。

かといって新聞紙など重ねると、力を吸収して穴が開かないのでこれまた注意です。

f:id:umako66:20190117010928j:image

金槌や木槌などがあればよかったのですが、なかったので、アックスのハンマーを使用。

さっそく新型クォークが大活躍。

f:id:umako66:20190117011044j:image

Amazonでも「穴あけパンチ」とか「ポンチ」とかで探すと600円〜2000円弱でセットが売ってるので、他の用途にも使うならこれでも良かった

とにかく、綺麗に穴が開けられたのでOK

 

手順③開けた穴にハトメをつける

f:id:umako66:20190117081319j:image

穴が広がってきたり、穴の周りのボアが取れてきて、歩いた後からボアを落とすティンカーベル状態となってはいけないので、ハトメをつけることに。

 

ここで、ワンプロセス。

最初この工程をせずにハトメを付けたんだけど、

テムレスの生地は薄くて柔らかいので、ハトメが留まりづらい。

穴を開けただけのこの状態でハトメをつけて使ったら、すぐに半分くらい外れてしまった、、。

 

そこで、穴の周りをボンドで補強することに。

f:id:umako66:20190117081639j:image

キャンドゥで3個入りで売っている強力瞬間接着剤。

これはアイゼンのバンドを厚手のグローブでも通しやすいように先端を固めるのに使ったのの余り。

 

ボアに接着剤が着くとガビガビになるので、防水生地にだけ付くように、できるだけ薄く塗っていく。

 

ハトメをペンチのようなもので挟んでつけるための「ハトメパンチ」を調達。

100均で売っている情報もあるようだけど、見つからなかったのでこれはAmazonで1,000円以下で買えるものをチョイス

f:id:umako66:20190117081043j:image

角利産業(KAKURI) ハトメパンチ 4mm用 100入

角利産業(KAKURI) ハトメパンチ 4mm用 100入

 

ハトメも100個付いていたので、付属のをそのまま使用。

特に力も入れずに挟んでキュッと閉じるだけで簡単につけられた!

f:id:umako66:20190117082235j:image

手順④ゴム紐を通してコードロックをつける

f:id:umako66:20190117082853j:image

あとはゴム紐を穴に通して、絞れるようにコードロックをつけるだけ。

ゴム紐の先端もケバケバにならないように接着剤を塗る。太くなるとコードロックに通しづらくなるので注意。

ゴムの先端を2本合わせてオーバーハンドノットで結ぶ。

 

カスタムテムレスの完成

f:id:umako66:20190117083922j:image

アウトで使う

f:id:umako66:20190117084346j:image

インして使う

 

ゴム紐で少し絞ったくらいでは、激ラッセルでもしたら雪は入ってくると思うけど、少しは入りづらくなったはず。

 

ゴム紐のあまりは縛りやすいところで調整しないと、ビレイの時などに邪魔になる。

テムレスでビレイしていいかどうかの是非はおいておいて。

 

ゴム紐があることでカラビナにかけられるだけでも、

アプローチや下山中に暑すぎる時や、ちょっと外しておきたい時、乾かす時にも便利。

f:id:umako66:20190117084819j:image

こうしてみると、なかなか可愛いではないか!満足!!

ショーワグローブ 【防寒手袋】No282防寒テムレス Lサイズ 1双

ショーワグローブ 【防寒手袋】No282防寒テムレス Lサイズ 1双

 

 

PETZL(ペツル) Quark Hammer クォーク ハンマー U019BA00
 

 

 






 

 

 

 

ミニマムから始める初めてのファミリーキャンプ

初めてのファミリーキャンプはテントとシュラフとシングルバーナーだけあれば楽しい

https://www.instagram.com/p/BIrcQYmgoc1/

キャンプ、というよりも登山や災害時を想定したテント泊、の練習。#2歳 #もうすぐ3歳 #テント #テント泊 #キャンプ場 #キャンプ #今夜のディナーはα米 #移動式ワンルーム

我が家のファミリーキャンプは

「山へ子供を連れて行くことができれば、我々、親も山行回数が増えるぞ」という

親のエゴ丸出しな理由からはじまった。

f:id:umako66:20181108210005j:image

外で食べるご飯はなんだっておいしい。たとえアルファ米でも。

テント泊練習なので、食事はアルファ米が主食。

フリーズドライカレー、お湯入れるだけのうどん、

コンビニサラダで作ったコンソメスープがラインナップされたのは3回目のキャンプ、、もといテント泊練習から。

 

チビには栄養価も一応考えて、好物の豆腐なども追加したけど、基本的に、完全なる軽量化食材。

f:id:umako66:20181108210241j:image

オートキャンプ場で、「アルファ米おいしいね!」と言いながら、

ノベルティの小さい椅子か、土の上に座って食べ、

暗くなったらすぐ寝るファミリーは多分、我が家だけ。

 

そんな群を抜いて質素なファミリーキャンプでも、

子供は楽しそうだ。そして、少食で偏食の我が子が、

いつもは食べない量のご飯を食べている。

f:id:umako66:20181108211124j:image

※変な顔でアルファ米をモリモリ食べる3歳

f:id:umako66:20181108212641j:image

※シングルバーナーさえあれば、子供の大好きなポップコーンも作れる

f:id:umako66:20181108212645j:image

コーヒーだって沸かせるし、ホットサンドも作れる。

 

子供はテントが好き

f:id:umako66:20181108211215j:image

ランタンなんてない。ヘッドランしかないから、我が家のテントサイトだけ真っ暗。

質素なファミリーキャンプ。

 

それでも我が子は楽しそう。

おうちじゃなくてテントで寝る。

お布団じゃなくて、シュラフで寝る。

そんな非日常はチビにとって、満点の楽しさ。

まだ他のファミリーキャンプとの比較なんてしない、純粋な2-3歳の子供は、

なんたって楽しんでくれる。

f:id:umako66:20181108211437j:image

※初めてのテントに興味津々の2歳

f:id:umako66:20181108211430j:image

シュラフはブロックかなにかと思っている様子の2歳

 

子供の成長をに伴ってキャンプ道具を追加していく

f:id:umako66:20181108211919j:image

我が子が楽しそうにしていると、親も連れてきた甲斐があったというもの。

そして、大人はもとより山が好きなので、広葉樹がたくさんあるキャンプ場で食べる質素なご飯も、

だらだらと飲むビールも格別にウマイと感じて、だんだんキャンプにハマってくる。

子供がいなければ、オートキャンプ場には行かず、確実に山に入ってしまうので、

チビが〝テント泊練習〟を楽しんでくれたおかげともいえる。

すると、オートキャンプ自体に興味が出てくるし、欲も出てくる。

道具をそろえたら、もっと快適で、もっとウマイものが食べられるのでは、、

 

タープ、ランタン、ベンチとテーブル。

初心者キャンパーなので、大手メーカーの定番で手頃なところを購入。

しかし、我が家だけ真っ暗

&土の上でノベルティのすぐ壊れそうな椅子だけ

という以前のテントサイトから比べると天地の差。

f:id:umako66:20181108212624j:image

※道の駅で買った蜂の子ご飯を満足そうに食べる、虫が怖い4歳。食べてるものは虫であることは気づいていない…

 

f:id:umako66:20181108212936j:image

そして物欲はふくらむ。

チビが焚き火に近づきすぎないように、囲炉裏テーブルでブロックを、とスノーピークのジカロテーブルなる高級品も年明けのセールで獲得。

 

スノーピーク(snow peak) ジカロテーブル [3~4人用]

スノーピーク(snow peak) ジカロテーブル [3~4人用]

 

スノーピークの焚き火台はMかLかで迷ったけど、ジカロテーブルに合わせて大きいのにした。

3人でも大きすぎると思ったことはないけど、焚き火初心者なのでその判断はよくわからない、、

スノーピーク(snow peak) 焚火台 Lスターターセット [5~6人用]

スノーピーク(snow peak) 焚火台 Lスターターセット [5~6人用]

 

子供はハンモックも好き。

勝手に遊んでくれるので、邪魔されたくない時に助かる。
f:id:umako66:20181108212939j:image

 

Amazonで丈夫でコスパ良し、とされてるハンモックも我が子に好評。f:id:umako66:20181108212600j:image

テントは山岳用の2-3人用のマウンテンハードウェアで変わらず。

家みたいな大きすぎるテントは何だかやり過ぎな気がして食指が動かない。

 

大きいテントは乾かすの大変ですし

 

このテント、山岳用だけどベース型の快適性重視で空間は広めだし、

出入りしやすさ、結露しづらさなど最高。

5歳になったチビは、隣の家のテントとの比較などするまでに成長してきて、

大きなテントが欲しそうだけど…

MOUNTAIN HARDWEAR(マウンテンハードウェア) オプティック2.5テント OU9660 456(Bay Blue)

MOUNTAIN HARDWEAR(マウンテンハードウェア) オプティック2.5テント OU9660 456(Bay Blue)

 

子供用の寝袋、2歳〜4歳のうちは、入るのを嫌がって下に敷いて寝ていた。

5歳になって『風邪引いたらあした遊べないよ!』とようやく中に入るようになった。

ホットサンドトースターはフライパンとしても使える深型とプレス型をセットで持っていく。

チビにはこれで、ホットケーキを焼き、

大人にはホットサンドを焼く。

 

どうでもいいけど、山では歩荷に楽しみを与えるために担いで行ったりする。

https://www.instagram.com/p/BmnO-BGlhyQ/

歩荷がてらのナンカレーランチ@南木曽岳



 

 

ウチの5歳が登山を楽しいと言った日

5歳(年中)とハイキング。秋だから、どんぐり拾いへ行こう

東海地方ではおなじみ、みんな大好きな御在所岳へ5歳の娘と親子で登山へ行ってきたよ、の日記。

f:id:umako66:20181024091357j:image

子連れ登山を始めるなら秋はいい季節

10月に入ってようやく涼しさを感じられるようになってきた名古屋。

鈴鹿の山もそろそろヒルの出現も減っているはず。

暑すぎる東海の夏は子供と登山するにはハードルが高いけど、

暑すぎず寒すぎず、花粉も飛んでない快適な時期なら足取りも軽い。

それに、ドングリや落ち葉、幼児の気をひくものも山には沢山あるし。

 

春は〝山は疲れるから嫌〟〝テント(オートキャンプ)がいい〟と言って登山を拒否していた我が家の5歳。

そのため、母は単独で山歩きしたり

https://www.instagram.com/p/BmGGAb2FDay/

北アルプス3日間はタイミング合わず、、でも前泊付き八ヶ岳山行!1ヶ月の運動不足とこの暑さで、体は重たい、足は上がらない、でも気持ちいい稜線歩き。来れてよかった。#なぜ日向に出ると風が止むの#滝汗女

 

ライミングしたり

https://www.instagram.com/p/BjwvmCpF67F/

師匠から写真いただいた❤︎#ぽっちゃりさん#産後太りとはもう言えない#ダイエット中

アルパインで、キャッキャしたりしていて、

https://www.instagram.com/p/Bk1MsoslW1W/

八ッ峰Cフェース その他思い出pic①定番撮影ポイント。緩みすぎの顔が恥ずかしい

 

愛する我が子と登山やハイキングと行ったことは半年近くしていなかった。

幼児に無理強いしてもね。また、興味が出てきたら連れて行こう、と。

 

が、母が「お山行ってきたー♪」とご機嫌で帰ってくるからか、

山やクライミングのテレビ番組を見たからか、

『お山登りたい』と言うように!

毎週でも山にいたい私としては〝しゃーーっ(嬉)〟と心の中で叫んでいた。

 

そんなわけで、

日帰りで子供と登山するに最適な御在所岳へ、『今年もドングリを拾いに行こう!』という名目で久し振りのファミリー登山。

 

山好きのテーマパーク御在所岳

f:id:umako66:20181024172710j:image

※藤内小屋のイケスの魚を追いかける娘(3歳の時)

 

先にお伝えしたように、子供はドングリとか葉っぱとか大好きだ。

だから、今回も「ドングリを探しに山へ行く」は子供のワクワクを引き出すのに十分な効果を発揮。

さすが幼児。チョロいもので。

 

ドングリ拾いの効果は絶大。ハマりすぎると前に進まない

f:id:umako66:20181024173712j:image

良いんですよ。可愛い我が子が楽しんでくれれば。

とはいえね、登山口で敗退とかはできれば、避けたい。

山なので大抵、駐車地から登山口までもドングリは落ちてる。

そんな時は、

『もっと上の方に行ったら、ラッキードングリ(笠をかぶったやつ)あるかも!

早くあっち行ってみよ!!』

とか何とか言って、その気にさせるしかない。

また登り始めたら、〝疲れた〟とか〝抱っこー〟〝おんぶー〟とか甘えが始まるのかなぁ、と思いつつ、ようやく登山開始。

 

登山道には楽しいアトラクションが満載

f:id:umako66:20181024183309j:image

なんかふざけ始めたなぁ〜と思ったら
f:id:umako66:20181024183315j:image

足が増えてくると、両手を使って登ったり降りたりするのが楽しいのか、
f:id:umako66:20181024183319j:image

さっさか歩いてどんどん行ってしまう。。

 

これは想定外(で嬉しい)

 

普段から公園の遊具で遊ぶのが大好きで、ますます動きが活発になってきた我が家の5歳には、

もっと傾斜が緩くて単調な土の登山道より、

全身を使って登り降りする、石や岩がゴロゴロした登山道の方が合ってるみたい。

園児にしてみれば、山は巨大な公園みたいなものなのかも。

f:id:umako66:20181025045119j:image

橋も危なげなく渡る

f:id:umako66:20181026153538j:image

 

御在所岳の裏道登山道には、山小屋があるのもいい。

登山道に山小屋があること自体がアトラクションなのはもちろん、

藤内小屋は毎年、この時期の週末には、あおぞら作品展を開催しており、

たくさんのお客さんや、スタッフ、ボランティアのおじさん達がいるので、

子供を構ってくれる人が必ずいる。

f:id:umako66:20181025045418j:image

人見知りな我が子は、態度は悪いが、

挨拶の練習にもなるし、おじさん達と絡むのは楽しいみたいだった。

 

f:id:umako66:20181025050249j:image

〝ワンちゃん〟などいた時にはもう、チビにとっては最高にラッキー。

※写真は過去のもの

 

思い切って先頭を歩かせてみる

おやつの後、「もう少し登る?」と聞くと、「登る」と言うので、

小屋のおじさん達に、行ってきます、を言って、裏道登山道を進む。

 

『歩きやすいところを探しながら歩くんだよ』というと、

〝歩きやすいところ、教えてあげるからね〟

と先頭を譲らない。

f:id:umako66:20181026160447j:image
f:id:umako66:20181026160453j:image

大人にはやさしい登山道も、チビには立派な岩場
f:id:umako66:20181026160450j:image

絶対に落ちて欲しくない場所と、

物理的にリーチが足りないところを除いて、時々、「どっち行くの?こっちであってる?」と聞きながら、親より前をスムーズに歩く。

途中、サコッシュからチョコレートをコソコソ食べたり、休憩しながら、

コースタイムの1.5倍くらいで国見峠に来れたのだから立派。

 

f:id:umako66:20181026161002j:image

※国見峠で最近ハマり気味のポテサラを食す5歳

 

状況が変わればやっぱり甘える

ここまで順調に登ってきた5歳、ランチの後もまずは元気に歩き出す

f:id:umako66:20181026161447j:image

※親は紅葉どうかなぁ、など思うけど、子供はそんなの関係ねぇといった風

 

順調に高度を上げてきた5歳。しかし、石がゴロゴロした登山道から、ザレた滑りやすい砂地の道に変わった瞬間。

「すべる〜歩けない〜」と甘えが始まる。

f:id:umako66:20181026163524j:image

チョコ食べていいよ。でも食べた子は頑張って登るんだよ。

とか何とか言って、手を繋いでなんとか歩かせる。

最後の登りはまた得意な岩登り。

f:id:umako66:20181026163712j:image
f:id:umako66:20181026163715j:image

f:id:umako66:20181026163718j:image

ついたー。

ご褒美はロープウェイで下山。

乗り物に乗れる、下山は楽々、というのも子連れには助かる。
f:id:umako66:20181026163709j:image

 

5歳がようやく登山の楽しさを感じてくれた

春には文句ばかり垂れていた我が家の5歳の園児も、今回の秋の登山では楽しかったようで、

『疲れたけど、また山行きたい』と言っている。

山好きの親としては、子供が少しでも山を楽しいところだと思ってくれると嬉しい。

山では危ないことなどは叱るけど、気が向かない時は無理に山へ連れて行かないようにして、

山へ行きたいと自分から言い出すまで待ったのも良かったかのかも。

 

お気に入りのサコッシュに入れたオヤツを、食べたら頑張って歩くシステムも効いていた。

 

単調で傾斜も少なく歩きやすい土の登山道が続く山より、

様々なアトラクションや登山道の変化が楽しめる御在所の登山道も、性格にあっていたかなと思った。

キャンプか山かと聞くと、まだ、

キャンプ、と即答する我が子だけど、

※それはそれで良いけれど

徐々に、山の魅力に気づいてくれるといいなぁ。

 

●この日の5歳の装備

・《アンダーウェア 》エアリズム キャミソール(UNIQLO)

・《ベースレイヤー》ライトトレールタイツ Kids (mont-bell)

モンベル | オンラインショップ | ライトトレールタイツ Kid's 100-120

・WIC.T Kids (mont-bell)

モンベル(montbell) WIC ボーダーT キッズ 100-120 IV/BL 1104815 100

・《ベースレイヤー》ロングスリーブ カラフルロゴT (THE NORTH FACE KIDS)

ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE) 【THE NORTH FACE】Tシャツ(キッズ ロングスリーブカラフルロゴティー)【アーバンネイビー/120】

・《パンツ》ストレッチO.D.ショーツKids (mont-bell)

モンベル(mont-bell) ストレッチ O.D.ショーツ Kid's 100-120 タン 1105484 110

・《トレッキングシューズ》キッズ  バーサトレイル(KEEN)

キーン(KEEN) キッズ バーサトレイル Versatrail Black/Jasmine Green 1014438 8/15.0cm

・《防寒着》KIDS ライトウォームパデットベスト(UNIQLO)

 

・《ザック》ファーストカーゴ 12L (MAMMUT

マムート(MAMMUT) キッズ ジュニア リュックサック ファースト カーゴ 12L 2510-03890 1803 リュック 0575(black-inferno) 12L

・《帽子》ダブルバイザー アウトドアハット (stample)

スタンプル ダブルバイザー アウドドアハット 50 ネイビー ベビー キッズ ジュニア Mサイズ 61782

 



【登山の泥汚れ】アウトドア専用の洗濯洗剤を試してみた!(ファイントラック 洗剤 オールウォッシュ)

新品のウエアも台無し。雨の後の登山後、ドロ汚れをなんとかしたい

f:id:umako66:20180625142943p:image

雨の登山道、とくに樹林帯や草の豊富な低山、
登山中に気を付けていても、避けられないぬかるみ、泥ハネ、


子連れ登山でも、子供は色んなものによく触る。石、どんぐり、ウンチ、、
そしてその手で親に絡みついてくる。


ライミングしてても、私のようなヘボいクライマーはよく落ちるし、
美しくないムーブで土のついた岩にズルズル、、

 

登山は汚れる。どんなにカッコいい新品のウエアを着ていても!


アウトドア用の洗剤はやっぱり良いのだろうか…?
ふと、疑問になったところで、試供品をさっそくお試しダ。

 

ハイキングや登山で付着する茶色い汚れも落としたい

f:id:umako66:20180625143245p:image

我が家の登山用のウェアの洗剤は基本ナノックス(NANOX)!
言わずと知れた大手メーカー、日本が誇るライオンさんの洗浄力に優れた安心品質。
中性洗剤なのに、よく落ち、環境にも配慮した植物由来が主成分。

 

トップ スーパーナノックス 洗濯洗剤 液体 本体 450g

トップ スーパーナノックス 洗濯洗剤 液体 本体 450g

 

 


香りなどはあまり好みでないけど、身近な生活のパートナー。
もう身近すぎて、家族みたいな存在。


特に疑問もなく、不満もなく使っており、
落ちきらない繊維の奥の泥汚れは、まー仕方ないよね、と済ませておりましたけど。


でも、汚れが残ると、
撥水が落ちる → 透湿性も阻害
カビや雑菌が繁殖 → 嫌なニオイのもと


そして、もちろんオシャレなデザインも貧乏くさくなる。


良いことなしだし、汚れは落とせるに越したことないんだわ。

 

アウトドア用の洗剤っって?

f:id:umako66:20180625144012j:image

登山用品店でよく見る、「ゴアテックス(GORE-TEX)製品にも使えます」と書いてある
防水透湿性などの機能を保護する専用洗剤。


普段はだいたいナノックスでも、
ハードシェルとかレインウェアとか、いかにも透湿性が肝になりそうなウェアは、
我が家も明らかに汚れているときなどに使っていた。
特にメーカーや成分に気にすること無く、適当に店頭にあったものを。


アウトドア洗剤と普通の洗剤の何が違うかというと、
主な特徴としてはこういう感じ。

  • 素材を傷める柔軟剤、漂白剤は御法度。
  • 生地に優しい中性または水に溶けると中性になる弱アルカリ性
  • 界面活性剤が通常の洗濯洗剤より多めのものがある
  • デリケートなアウトドア用素材を守るために界面活性剤不使用のものもある

 

洗剤に共通する、汚れへの効果は主にこの2つ

 

  • 界面活性剤の量を多くして、疎水して洗浄する力を上げる
  • 各メーカーが開発する汚れを分解する様々な「酵素

 

洗浄成分が濃ければいいと言うものでもないらしく、
液剤の溶けやすさとか安定性とか、いろいろあるんだろうな。


メーカーごとの特徴も様々・・

 

  • 生地を傷めないために、界面活性剤を少ない「優しいけど頼りない甘やかしタイプ」
      → 素材には優しい、汚れも落ちない。
         こういう男ってだんだんイライラしてくるよね!
  • 界面活性剤を濃くして洗浄力を高める「強引に押し切りタイプ」
      → 後先考えず、力でなんとかしようとするのは、
         ウェアの生地を傷めそうだし、環境にも良くない。
         強いだけの男は現代にはいらない。
  • 種類や配合を、独自開発「バランス重視のやり手タイプ」
      → 界面活性剤の原料や濃度、有機分解酵素の配合を各メーカーが独自に研究開発って、
         大部分の女子にが選ぶモテ男、、って決まってるわ!

 

ファイントラック オールウォッシュ(ALL WASH)を使ってみた。

f:id:umako66:20180625145036j:image

石井スポーツで夏支度のお買い物してたら、洗剤の試供品もらっちゃった。


ファイントラックって、アンダーウェアに強い、後発の国産アウトドアメーカーだと思ってたけど、
アンダーウェア以外にも自社開発のユニークな製品が結構あるみたい。
2017年に発売されたばかりの自社開発の洗濯洗剤。
山が好きな人達による品質を重視した製品を独自開発しているメーカーなので、
それはちょっと、気になる、かも。
いきなり生活をともにするより、まずはお試し。

 

finetrack(ファイントラック) FCG0101 オールウォッシュ

finetrack(ファイントラック) FCG0101 オールウォッシュ

 

 

ファイントラックの洗剤で2度洗いの結果

ナノックスより汚れが落ちるのか?
を検証するために、ナノックスで洗い、完全に乾いた状態の汚れた洗濯物をスタンバイ。

家庭用のドラム式洗濯機を普通にスイッチオン。

そして自然乾燥。


① スポーツやトレーニング用のインナーウェア。

f:id:umako66:20180625144906j:image

登山用というわけではない、スポーツ全般用のよくあるポリエステルのピタッとしたやつ。
3シーズンの日帰り登山とかクライミングとかで、日焼けしたくないときなどに着てるやつ。
袖口から前腕にかけて、擦れたような、茶色い汚れ。


早速、ビフォー&アフター

f:id:umako66:20180625144938j:image


② ナイロン×ポリエステルの混紡。ストレッチ性のあるクライミングパンツ。

f:id:umako66:20180625145017j:image

右のポケットのあたりと、左の膝のあたりに、黄土色っぽい汚れがこびりついている。


こっちもビフォー&アフター

f:id:umako66:20180625145116j:image

f:id:umako66:20180625145121j:image

結果的には、このレベルのしつこいドロ汚れになると、
1回洗ったくらいで、まっさらにきれいに取れる、という劇的な変化はなさそう。
でも、、
白い方なんて、一度洗ってるのにだいぶ白いところが増えてる!
写真がイマイチだけど、パンツも離れて見ると目立たないレベルに薄くなったような。
少なくとも、ナノックスで落とせなかった汚れに効いている。


あとで聞くところによると、オールウォッシュは製品の表面に加工したコーティング剤などにも
ダメージが少ないので、吸汗、防臭、防菌の邪魔もしないそう。
なかなかのテクニシャン!

 

オールウォッシュには詰め替えもある

日本語でいろいろ書いてあるボトルって映えないよね!
オシャレなイメージのないファイントラック。
「オーウウォッシュ」なんてネーミングも冴えないけど、もちろん洗剤ボトルも品質アピールなデザイン。
SNSに映えるオシャレなアウトドア用洗剤といえば、LAUNDRESS(ランドレス) スポーツデタージェントとかだけど、お値段は倍以上。
お気に入りのボトルに詰め替えれば、お部屋の雰囲気も崩さない。
オールウォッシュは詰替えがあるのも嬉しい。
男は顔より強さと優しさだけじゃなく、テクニックも重要ね!

 

あ、違う。洗濯洗剤のはなし。

finetrack(ファイントラック) FCG0103 オールウォッシュ詰め替えパック

finetrack(ファイントラック) FCG0103 オールウォッシュ詰め替えパック

 

 

THE LAUNDRESS(ザ・ランドレス) スポーツデタージェント475ml

THE LAUNDRESS(ザ・ランドレス) スポーツデタージェント475ml

 

 



 

 

 

【厳冬期】雪山登山の行動食について考えてみた

f:id:umako66:20171222174701j:image

雪山のシーズンイン、毎日、SNSを見ては雪のあるところへ行きたくてたまりません。

冬が来る度に悩む雪山登山に最適な厳冬期向け行動食。
エネルギー補給ができて、グローブを汚さない、そして美味しいを満たす行動食のベストプラクティスを考察してみました。
ちなみに、わたくし、栄養士ではないのでネットからかき集めた素人知識ですので、ご参考まで。

 

厳冬期の行動食は何を基準に選べば良いのか?

まずは行動食として、はずせない3つの条件

  • エネルギー補給ができる
  • 手軽に(片手で)食べられる
  • おいしい

 

基本ですよね。ひとつもハズせない!

摂取カロリーが足りず、いわゆる「シャリバテ」で行動不能になるのが一番怖い。
特にエネルギー効率の良い糖質の摂り方がポイントになりそうです。

強風や吹雪など気象条件が悪い時は余り長い時間立ち止まっていたくはありません。

また岩場など緊張感のあるところが続く場合や、登攀ルートでは
ザックを下ろすどころか片手しか使えないのでビレイ中にポケットから取り出してパクっと口に放り込む、
くらいの手軽さが欲しいです。

行動食がおいしくないと、楽しみが一つ減るばかりか、
下手をすると食べることが辛い作業になってしまいますので、
味や食感も大事です。

さらに厳冬期の雪山登山という状況を考慮すると

 

  • 凍らない(固くならない)
  • グローブが汚れない
  • 体を温めたり代謝が上がると嬉しい

 

こういったことも念頭においておきたいです。
特にハードシェルやグローブがベタベタになったときは心が暗く沈み、
下山中の注意力が低下して危険です。

 

雪山向けの行動食を選んでみた

候補となる行動食をいくつかのグループに分けてみました。

◆高カロリー高脂質

f:id:umako66:20171222180321j:image

・ドーナツ
・バームクーヘン
・クッキー
・チョコレート など

大好きだけど、アラフォー女の普段の生活ではなかなかカロリーパワーが激しくて手を伸ばすのに躊躇するこれらの洋菓子。

エネルギー消費の激しい夏のロングルートの縦走登山や積雪期山行では解禁です。

脂質が多く、標高の高い山や寒さで胃腸の働きが鈍っている時に食べすぎると、
消化に悪かったり体脂肪となって蓄積しそう。
飽くまで"ご褒美"のポジション。

 

 

 ◆血糖値の上昇を抑えて糖質補給

f:id:umako66:20171222181905j:image

 ・米粉のクッキー、フィナンシェ、パン
干し芋 など

 

無雪期では定番のおにぎりは、冬は凍るので、
エネルギー効率がよく、アミノ酸スコアの低い小麦粉より米粉を使ったお菓子を代用。

米は高GI食品で血糖値が急上昇するイメージでしたが、小麦粉に含まれるアミロペクチンよりも緩やか。
さらにグルテンフリーの米粉製品なら、過剰な食欲も抑えられそう。

サツマイモは炭水化物と食物繊維が豊富でまさに行動食向け。
芋けんぴとか干し芋ならベタベタも少なく、グローブが汚れるリスクは低そう。

血糖値上がる → インスリン出る → 体脂肪燃焼をストップ

血糖値コントロールはダイエットにも重要なポイントですね。

 

代謝を上げる行動食

f:id:umako66:20171222182147j:image

・生姜のお菓子
・燃焼系サプリメント(カフェイン、カプサイシンカルニチンなど)

 

効率よくエネルギーを燃やし、あわよくば体脂肪も燃やしたい。
辛いものは胃が荒れると悲惨なので、生姜を導入。サーモス生姜紅茶と蜂蜜を入れて持っていくのも良さそう。
コストは掛かるけど、お手軽なところで、燃焼系サプリメントを飲むとかとか。

 

塩分とタンパク質を摂る

 

・チーズ
・ささみソーセージ、プロテインバー
・ナッツ

アミノ酸、ミネラルの補給により、筋肉の疲労を抑えたい。
足がつる(こむら返り)原因の一部は、筋肉の栄養不足やミネラル不足。
生物の教科書にナトリウムチャネルってあったなぁ。。(忘れたけど!)
筋肉疲労に効くビタミンBとかEも一緒に。
プロテインバーはチョコレートでコーティングされてるものや、
ヌガータイプは歯が取れそうな程固くなったり、
脂質が多すぎて消化に悪かったりするので、
クッキータイプやパフが入ってるものを選びたいですね。

 

実際に持って行った行動食

◆最終的に選んだ行動食(日帰り)

f:id:umako66:20180110130238j:image

・魚肉ソーセージ

・チーズ

f:id:umako66:20180110130745j:image

プロテインバー

f:id:umako66:20180110130721j:image

・パワージェル

干し芋

グルテンフリー アマンディーヌ

f:id:umako66:20180110130840j:image

f:id:umako66:20180110130913j:image

・生姜砂糖入り紅茶

f:id:umako66:20180110130951j:image

これ以外は100均のナルゲンボトル風ボトルに、

ナッツ、ドライフルーツ、おかき、チョコスナックなどをミックスして持って行きました。(ナルゲンボトル風ミックス)

そのまま、ドリンクのようにジャラジャラと口に放り込みます。

 

行動時間が長いときは、これにプラスで"ご褒美枠"の菓子パンやシュークリームを追加。

 

実際に消費したのは

プロテインバー

グルテンフリーアマンディーヌ

・ナルゲンボトル風ミックス( → 食べてたのはほとんどコレ)

・生姜砂糖入り紅茶

サプリメント(BCAA)

 

結局、持って行っても食べないことの方が多い。

寒くて食べるのが面倒に感じたり、休憩する場所やタイミングを逃したり、

手袋して袋を開けてゴミをゴミ袋に入れる、という動作も、風があるところでは面倒になってしまうんですね。

 

結局、プラスチックの蓋をねじって開け、口に放り込む手軽さが勝ちました。

 

 

 

 

パパに子守をお願いして山に行くときに、お世話になってます
名古屋の登山ガイドオフィス → ムーントレック