【子連れ山行記録】2歳1ヶ月 御在所岳(途中敗退) 2015/10/12
2歳と一緒に御在所岳へ裏道ルートからハイキングへ行ってきました。
しかし、今回は途中敗退。。
下を向いて歩こう。ドングリ拾いながら。
朝、少々寝坊して、無料駐車場はもういっぱい。着いたと思って大きな声で「着いたー!着いたねぇっ」と言ったのに車が止まらなかったからシュンとしてしまった2歳。
でもこれはまだ想定の範囲内。
ロープウェイの駐車場までまわって、今度こそほんとに「着いたー!」
荷物を整えて、靴を履き替えて、と親たちが忙しくしている間にも2歳はベビーキャリアに乗りたいと主張している。
少し風があるので、薄手のロンTの上にフリースを着せてから、キャリアに乗せると「ママここ〜」とショルダーハーネスあたりを指差し。
しかし、今日はアルプスに行けなくて欲求不満のパパがトレーニング兼ねて背負うのだ。
今日はパパねー、とたしなめてロープウェイ脇から裏道登山口を目指す。
今日は藤内小屋までしか行けないかもねー、さすがにそれは短すぎじゃない?
など親の私たちは適当に会話しながら。
途中、ドングリを拾って渡すと、どんぐりコロコロ、らしい歌を歌い、ママも!と歌わされる。
いつもながら登りだと結構ツライ。そして予想通り、どんぐりをすぐに落とすので、また拾って渡すと、カサのついたやつがいい、みたいな事を言われ、私はしばらくカサのついたドングリを探しながら歩くことに。
あるくー!自分で歩くトレーニングだ!
裏道のなだらかな登山道を歩いていると、ウチのチビより少し大きい3歳半くらいの女の子のファミリーに会う。
挨拶をして、先に行かせてもらい、姿が見えなくなると、
「あるくー!」
感化されたのか、ベビーキャリアから降りて歩きたいと主張。
実は前回近場の低山に連れて行った時は5分で「だっこー!」と言われたので、今回も同じだろーなーと期待して来なかったのだけど!
トレッキングポールをパパから奪い、使いたそうだったので、最小まで短くして渡す。
と、教えてもないのに、なかなか上手く使いこなして歩き始める。
大きな石や小さな石が目に入るたびに「おっきいねぇ」「ちっちゃい」といってなかなか進まないけれど、少し段差のあるところは手を貸しながら、藤内小屋へ到着。
山小屋に橋にテンションアップ
犬はいるし、魚はいるし、大人は褒めてくれるし、ベンチに座ったり降りたり、楽しくてしょうがない様子。
お弁当を食べて、山頂まで行ってたら遅くなる(し、たどり着かない)。
天気はいいけど、上の方は雲が多く、風も強そうなことから、岳不動あたりまで行って戻ってくるか、ということに。
岳不動方面へは藤内小屋の裏手から橋を一個越えるのだけど、橋も子供のテンションを上げるポイントらしく、こちらはヒヤヒヤものなので、キャリアの上かせめて抱っこで渡りたいのだけど、
「じぶん(で渡る)」と拒否。
後ろから、両手を持ったり脇を支えながら、自分も躓いたりしないようにして渡るが、テンション上がったチビは走ろうとするから注意。
橋を渡ると、もう一回渡りたい!と主張されたけど、また帰りにくるからとなだめて先へ。
ところどころ道幅の狭いところでは、チビの手を引いて親は足場の悪いところで、自分の重心を安定させなければならず、子供が歩くようになってからの親子登山の難しさを少し感じる。
しかし、しばらく石をひっくり返したり落ち葉を拾ったりしながら三岳寺跡の手前くらいまで行くと、「あっち」と来た方向を指差し、戻りたいという。
もちろん最後は爆睡
嬉々として橋を渡り、再び藤内小屋へ。端っこの影でさっとオムツを変えて、また少し遊んで下山。
もうベビーキャリアには乗りたがらない。歩く!と言った後、さすがに疲れたのか「だっこ、だっこー」が始まる。
抱っこしてゆっくり歩き始めると、もうウトウトしていたので、「キャリアに乗ろうか?」と声をかけると、半分目を閉じたまま「イヤだ〜」と、首を振る。
しかし、睡魔には勝てずすぐに爆睡。そっとベビーキャリアに戻し、裏道登山口へ戻る。
今まで何度も御在所岳には来ているのに、蒼滝を見たことがないことに気づいて、寄ってみた。
爆睡のチビと滝の前で写真を撮ってロープウェイの駐車場に戻ると、いつの間にか目を覚まし、キッドコンフォート2のチンレストに顎を乗せてニヤニヤしていた。
ロープウェイを見つけて、「キティちゃん!」
前回、富士見台へ行った時のヘブンスそのはらのロープウェイを思い出したらしい。
キティちゃん付いてないよー、カモシカさんだよー、と言いながら車に戻った。
帰りは希望荘でお風呂に入って帰名。
お風呂へ行くケーブルカーも楽しそうだった。