レインウェア・ハードシェルの撥水剤を試してみた!(ファイントラック 撥水剤 ウォータリペル)
国産アウトドアメーカー発の撥水剤が発売
ファイントラックが今度は撥水剤を開発したんだって!
以前、使ってみてなかなかの洗浄力を発揮したファイントラックの高級アウトドア洗剤『オールウォッシュ』は最近も明らかに汚れた!という時に活躍。
【登山の泥汚れ】アウトドア専用の洗濯洗剤を試してみた!(ファイントラック 洗剤 オールウォッシュ) - 子連れ登山を頑張る母のブログ
しつこい泥汚れも完璧とは言わないけど、家庭用中性洗剤よりは明らかに落ちる、そしてやはり、ファイントラック製品との相性はバッチリ。
その存在を知り、時々使うようになってから1年。
ファイントラックから高級撥水剤が発売されたという。
そして手元には、他の性能はまだ生きてるけど、撥水力が落ちた愛用のシェルが3着。
アウトドア用の高機能素材を自社開発しているメーカーさんの製品だから、
今回も人肌脱いでくれるのかしら、と使ってみたので、
早速ビフォー・アフター
その前に見た目のこと
『ウォーターリペル』= 水 反発
なんとも芸のないというか、素直というか…犬に〝ワンコ〟と命名したようなキラリと光るセンス、とはいえない商品名。オールウォッシュにつづいて、パッケージデザインというか、デザインされてないような雑さはそのまま。
しかしシンプルなものこそ、真価を発揮してくれるのでは。
私の愛すべき撥水したい3つのウェア
今回、新しい撥水剤にトライした愛用の3選手はこちら
1. マムート ウィンドストッパー ソフトシェル
オールシーズン、アウターとしても中間着としても使用。
ハイキング、クライミング、雪山にいつでもどこでも使えるスグレモノ。4-5年くらいになるけど最も使用頻度が高い。
袖口はだいぶ磨耗してるけど、何度かチムニーで背中をズリズリしても、ほぼ無傷。
小雨くらいなら撥水して全然なれなかったこの子も、
流石に最近は沁みてくる。ファイントラックの競合メーカーさんの撥水剤で撥水した時は、直後の撥水力はまずまずだったけど?
[マムート] ソフテック クライム ライト フード ジャケット 1010-23010 orion EU XS-(日本サイズS相当)
- 出版社/メーカー: MAMMUT
- 発売日: 2017/08/10
- メディア: ウェア&シューズ
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2. マウンテンハードウェア ストレッチオゾンジャケット
こちらも4年くらい前からの超お気に入りのレインジャケット。
透湿性に定評のあるマウンテンハードウェアのドライQの中でも、ストレッチの効いたドライQアクティブ。
夏でも蒸れにくく、伸縮性は抜群、とても軽いのに、案外耐久性もあって、
ついつい、着たまま花崗岩をバック&フットしちゃった後で、“しまった!”と思ったけど、無傷!(背中をこすった距離は短いけど)
だけど、これも超雨女の私は使用頻度が高く、何度も別のメーカーの撥水をやり直してる。
雨のシーズンに向けて、事前に撥水しておきたい。
ファイントラックもまた、透湿性と伸縮性を売りにしたレインウェア。
フォトンはレインウェアの中でも一番売れているとか。
フォトンパンツはレインウェアとしても、雪上のハードシェルとしてもフル回転で使い、すでに穴あきの修復跡だらけ。
メーカーが製品と同じ生地でパッチを作れるキットをくれたので、ペタペタと修復。
それでも伸びがよく着心地が良いので、修理して使い続けてる。
膝や裾は流石に磨耗も目立って撥水が落ちてきたので、回復を願う。
ウォーターリペルを使ってみた
用法、容量を守ってバケツにお水とウォーターリペルを投入
匂いはニキワックスほど強くはありません。
でも撥水剤らしい化学薬品の匂いはします。
愛用品をチャプンと漬ける
優しく押してブクブクっと空気を抜く
1時間放置
あ、手が撥水してる
ウォーターリペルのビフォーアフター
1. マムートソフトシェル
磨耗の激しい袖口で検証
【ビフォー】お水かけて払ったところ
【アフター】お水かけた
【アフター】お水を払った
【結果】
多少は撥水せずにお水が残ってしまったとはいえ、その範囲はシミのようなサイズから点くらいに小さくなった。
こんなに差が出ると嬉しい!!
2.マウンテンハードウェア レインジャケット
磨耗の激しい袖口で検証
【ビフォー】お水かけて払ったところ
【アフター】お水をかけた
【アフター】お水を払った
【結果】
こちらも、少し水がつくとはいえ、
撥水前と比べると改善!
ハードシェルは完全に水を弾いてはしかったけど、磨耗してるからこれだけ撥水してくれれば及第点。
3. ファイントラック レインパンツ
磨耗の激しい膝まわりで検証
【ビフォー】お水かけて払ったところ
【アフター】お水をかけた
【アフター】お水を払った
【結果】
やはりファイントラック製品との相性はバッチリ。
このレインウェア、裏からパッチで補修してますが、だいぶ、くたびれてます。
が、ほぼほぼ水滴残らず。
だいたいにして、これだけ使い込んでる割に、ビフォーの時点でそこそこの撥水力が残ってるから、
元の製品の撥水スペックもかなりの物。
※ただし耐久性は疑問…このボロ具合は私の使い方の問題??
コスパは悪いけど使える!
メンテナンス用品で1本2,000円する。コスパは良いとは言えない。
けど、効果があるのは確か。
絶対雨だけど、山へ行くぞ。というときや気合の入る、今シーズンイチの本チャン前などには是非使いたい。
気になる薬品臭は乾けば全く気にならない程度でした。
もう少しリーズナブルなら前面推すよ、ファイントラックさん!
欲を言えば、もう少しスタイリッシュなボトルデザインもお願いします…!
それにしても「WATER REPEL」ってネーミングもダイレクトすぎて
逆に違和感あるわ。ミズハハジキマス みたいなw