ウチの5歳が登山を楽しいと言った日
5歳(年中)とハイキング。秋だから、どんぐり拾いへ行こう
東海地方ではおなじみ、みんな大好きな御在所岳へ5歳の娘と親子で登山へ行ってきたよ、の日記。
子連れ登山を始めるなら秋はいい季節
10月に入ってようやく涼しさを感じられるようになってきた名古屋。
暑すぎる東海の夏は子供と登山するにはハードルが高いけど、
暑すぎず寒すぎず、花粉も飛んでない快適な時期なら足取りも軽い。
それに、ドングリや落ち葉、幼児の気をひくものも山には沢山あるし。
春は〝山は疲れるから嫌〟〝テント(オートキャンプ)がいい〟と言って登山を拒否していた我が家の5歳。
そのため、母は単独で山歩きしたり
北アルプス3日間はタイミング合わず、、でも前泊付き八ヶ岳山行!1ヶ月の運動不足とこの暑さで、体は重たい、足は上がらない、でも気持ちいい稜線歩き。来れてよかった。#なぜ日向に出ると風が止むの#滝汗女
クライミングしたり
師匠から写真いただいた❤︎#ぽっちゃりさん#産後太りとはもう言えない#ダイエット中
アルパインで、キャッキャしたりしていて、
八ッ峰Cフェース その他思い出pic①定番撮影ポイント。緩みすぎの顔が恥ずかしい
愛する我が子と登山やハイキングと行ったことは半年近くしていなかった。
幼児に無理強いしてもね。また、興味が出てきたら連れて行こう、と。
が、母が「お山行ってきたー♪」とご機嫌で帰ってくるからか、
山やクライミングのテレビ番組を見たからか、
『お山登りたい』と言うように!
毎週でも山にいたい私としては〝しゃーーっ(嬉)〟と心の中で叫んでいた。
そんなわけで、
日帰りで子供と登山するに最適な御在所岳へ、『今年もドングリを拾いに行こう!』という名目で久し振りのファミリー登山。
山好きのテーマパーク御在所岳
※藤内小屋のイケスの魚を追いかける娘(3歳の時)
先にお伝えしたように、子供はドングリとか葉っぱとか大好きだ。
だから、今回も「ドングリを探しに山へ行く」は子供のワクワクを引き出すのに十分な効果を発揮。
さすが幼児。チョロいもので。
ドングリ拾いの効果は絶大。ハマりすぎると前に進まない
良いんですよ。可愛い我が子が楽しんでくれれば。
とはいえね、登山口で敗退とかはできれば、避けたい。
山なので大抵、駐車地から登山口までもドングリは落ちてる。
そんな時は、
『もっと上の方に行ったら、ラッキードングリ(笠をかぶったやつ)あるかも!
早くあっち行ってみよ!!』
とか何とか言って、その気にさせるしかない。
また登り始めたら、〝疲れた〟とか〝抱っこー〟〝おんぶー〟とか甘えが始まるのかなぁ、と思いつつ、ようやく登山開始。
登山道には楽しいアトラクションが満載
なんかふざけ始めたなぁ〜と思ったら
足が増えてくると、両手を使って登ったり降りたりするのが楽しいのか、
さっさか歩いてどんどん行ってしまう。。
これは想定外(で嬉しい)
普段から公園の遊具で遊ぶのが大好きで、ますます動きが活発になってきた我が家の5歳には、
もっと傾斜が緩くて単調な土の登山道より、
全身を使って登り降りする、石や岩がゴロゴロした登山道の方が合ってるみたい。
園児にしてみれば、山は巨大な公園みたいなものなのかも。
橋も危なげなく渡る
御在所岳の裏道登山道には、山小屋があるのもいい。
登山道に山小屋があること自体がアトラクションなのはもちろん、
藤内小屋は毎年、この時期の週末には、あおぞら作品展を開催しており、
たくさんのお客さんや、スタッフ、ボランティアのおじさん達がいるので、
子供を構ってくれる人が必ずいる。
人見知りな我が子は、態度は悪いが、
挨拶の練習にもなるし、おじさん達と絡むのは楽しいみたいだった。
〝ワンちゃん〟などいた時にはもう、チビにとっては最高にラッキー。
※写真は過去のもの
思い切って先頭を歩かせてみる
おやつの後、「もう少し登る?」と聞くと、「登る」と言うので、
小屋のおじさん達に、行ってきます、を言って、裏道登山道を進む。
『歩きやすいところを探しながら歩くんだよ』というと、
〝歩きやすいところ、教えてあげるからね〟
と先頭を譲らない。
大人にはやさしい登山道も、チビには立派な岩場
絶対に落ちて欲しくない場所と、
物理的にリーチが足りないところを除いて、時々、「どっち行くの?こっちであってる?」と聞きながら、親より前をスムーズに歩く。
途中、サコッシュからチョコレートをコソコソ食べたり、休憩しながら、
コースタイムの1.5倍くらいで国見峠に来れたのだから立派。
※国見峠で最近ハマり気味のポテサラを食す5歳
状況が変わればやっぱり甘える
ここまで順調に登ってきた5歳、ランチの後もまずは元気に歩き出す
※親は紅葉どうかなぁ、など思うけど、子供はそんなの関係ねぇといった風
順調に高度を上げてきた5歳。しかし、石がゴロゴロした登山道から、ザレた滑りやすい砂地の道に変わった瞬間。
「すべる〜歩けない〜」と甘えが始まる。
チョコ食べていいよ。でも食べた子は頑張って登るんだよ。
とか何とか言って、手を繋いでなんとか歩かせる。
最後の登りはまた得意な岩登り。
ついたー。
ご褒美はロープウェイで下山。
乗り物に乗れる、下山は楽々、というのも子連れには助かる。
5歳がようやく登山の楽しさを感じてくれた
春には文句ばかり垂れていた我が家の5歳の園児も、今回の秋の登山では楽しかったようで、
『疲れたけど、また山行きたい』と言っている。
山好きの親としては、子供が少しでも山を楽しいところだと思ってくれると嬉しい。
山では危ないことなどは叱るけど、気が向かない時は無理に山へ連れて行かないようにして、
山へ行きたいと自分から言い出すまで待ったのも良かったかのかも。
お気に入りのサコッシュに入れたオヤツを、食べたら頑張って歩くシステムも効いていた。
単調で傾斜も少なく歩きやすい土の登山道が続く山より、
様々なアトラクションや登山道の変化が楽しめる御在所の登山道も、性格にあっていたかなと思った。
キャンプか山かと聞くと、まだ、
キャンプ、と即答する我が子だけど、
※それはそれで良いけれど
徐々に、山の魅力に気づいてくれるといいなぁ。
●この日の5歳の装備
・《アンダーウェア 》エアリズム キャミソール(UNIQLO)
・《ベースレイヤー》ライトトレールタイツ Kids (mont-bell)
モンベル | オンラインショップ | ライトトレールタイツ Kid's 100-120
・WIC.T Kids (mont-bell)
・《ベースレイヤー》ロングスリーブ カラフルロゴT (THE NORTH FACE KIDS)
・《パンツ》ストレッチO.D.ショーツKids (mont-bell)
・《トレッキングシューズ》キッズ バーサトレイル(KEEN)
・《防寒着》KIDS ライトウォームパデットベスト(UNIQLO)
・《ザック》ファーストカーゴ 12L (MAMMUT
・《帽子》ダブルバイザー アウトドアハット (stample)